MPSジャパン株式会社

Q&AとMPS用語

■Q&A
■MPSとその成り立ちについて ■認証について
■MPS認証体系と種類について ■MPS-ABCのシステムについて
■MPS参加申し込み方法、手続き等について ■MPS-ABC参加者がしなくてはいけないことについて
■MPSに参加することによるメリットについて ■その他の質問
■MPSとその成り立ちについて
Q1. MPSとは何ですか?
A1. MPSとはオランダ発祥の花き業界における認証システムのことです。日本語では「花き産業総合認証」と言い、「環境に配慮した花きの生産」という意味です。お花の生産や流通上の環境負荷の低減や鮮度、品質の管理、社会的な責任に対する様々な取り組みを認証します。

Q2. 「MPS」の意味とは?
A2. 元々はオランダ語で「Milieu Programma Sierteelt(ミリイュウ プログラマ シールティルト)」「Milieu(ミリイュウ)」は「環境」、「Programma(プログラマ)」は「プログラム」、「Sierteelt(シールティルト)」は「花き産業、花き業界」の意味で、これの頭文字をとって、認証システム全体を示して「MPS」と呼ばれています。またこの認証システムを運営している組織として、オランダのMPS財団があります。

Q3. MPSの歴史は?
A3. MPSは1994年にオランダで市場関係者によって試験的にスタートしました。その当時は花き生産者のみを参加対象とした花き産業の環境負荷低減プログラムとしてスタートし、その後労働環境、鮮度・品質保証と認証の幅を広げ、2004年に花き流通業者のISOと言われる認証システムFlorimarkと合体、花き業界の総合的な認証に成長しました。さらに、EurepGAPのベンチマーク認証となり、花き業界の世界標準的な認証システムとして成長しつづけています。
■MPSの歴史
  • 1994年 オランダの花市場と生産協会が協力し、プログラムを確立
  • 1995年 財団法人MPS協会設立
  • 1999年 MPS協会が公式な認証機関として、RvA(Raadvoor Accreditation)より認定を受ける
  • 2004年 Florimark認証と合体
  • 2007年 日本へ導入

Q4. 日本でMPSはどこが運用していますか?
A4. MPSジャパン株式会社です。日本におけるMPSのコーディネーターと、認証参加受付窓口として2006年8月に設立されました。

Q5. 日本でのMPS導入のスケジュールは?
A5. 2006年9月から環境負荷低減プログラムのMPS-ABCについて申し込み受付を開始、2007年1月より日本で最初のデータ記録・提出が開始しました。2007年4月よりMPS参加者ロゴマークのついた商品が市場に出回り始めています。実際にABCランクの発行を受けた日本のMPSの花が流通しはじめるのは2008年初旬の予定です。
その他の認証についても順次スタートの予定で、鮮度管理、品質マネージメント、トレーサビリティ認証である流通業者対象のMPS-Florimark Trade(エムピーエス フロリマーク トレード)、生産者を対象とする鮮度、品質マネージメント認証であるMPS-Quality(エムピーエス クオリティ)を2007年度から開始しました。

Q6. 海外のMPS参加状況は?
A6. 2014年現在、約4000団体が認証を取得、55ヶ国以上で導入されています。

Q7. MPS認証を受けるためにどんな費用を支払うのですか?
A7. 認証の種類によって異なりますが入会費、年会費及び商品パッケージ等に添付するロゴマーク代実費などです。

Q8. オランダのMPSとはどういう関係ですか?
A8. 日本におけるMPS運営会社であるMPSジャパン株式会社の出資団体であるJFMA(一般社団法人日本フローラルマーケティング協会)がオランダのMPS財団よりMPS認証システム全てのライセンスを受けています。MPSジャパン株式会社はJFMAからサブライセンスを受ける形になっています。

Q9. 認証はどのようにして取得するのですか?
A9. MPS認証システムに参加いただき、データを提出したり、管理項目が基準に達しているかどうかをチェックしておこないます。認証の種類によって取得方法が異なります。詳しくはMPSジャパン株式会社にご確認下さい。



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