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MPSとは

■MPS-Florimark Trade 花き流通総合認証
Florimark Trace Cert
トレーサビリティ認証
Florimark-Trace Cert MPS JAPAN ロゴ
流通過程の温度管理や取扱い方法などを含む品質管理におけるトレーサビリティを認証
 Florimark Trace Certは花き流通業者の製品のトレーサビリティを保証する認証です。

 Florimark Trace Certとは、仲卸や加工業者、輸出入業者など、花き流通に関わる企業の品質管理やトレーサビリティーへの取組みに対する認証です。具体的には、下記の項目が含まれています。

鮮度管理 :商品受入日の記録、鮮度チェックの実施、在庫の確認と目視による規格外品の選別
受入れ検査 :供給規則、製品使用等の品質基準、鮮度のチェック、情報の共有化と基準を満たさない場合の対応記録の保管
保管管理 :保管に関する一定の基準の設定、保管場所の確保
商品の一定温度下における管理、保管の基準を満たさない商品の記録
在庫管理 :在庫管理記録の保管、管理システムへの在庫情報の記録、廃棄品の量と理由の記録
トレーサビリティー :品質に関する情報の開示(ロットの識別、品質区分、段階ごとの確認状況)、供給者情報の記録、切花最低3週間、鉢花最低6週間の出所が追跡できる管理システムの整備
(ただし切花、鉢花のミックス商品の場合は、ロット単位のトレースとなる)
トレース基準に関する記録の保管と、苦情処理を行った場合等のレポートの作成、使用された包装材の識別、特定の品質マーク(GAP等)のついた生産物の管理上の区別
など

 認証を取得するためには、認証規格にもとづき上記項目の各工程を文書化(品質マニュアルの作成)し、認証審査を受けます。認証審査では、作成した品質マニュアルがMPSの定める要求項目の規定を満たしているかどうかが審査されます。その結果、規定を満たしている場合には、認証が発行されます。満たしていない部分がある場合でも、一定の期間(3ヵ月)以内に是正措置をとることができれば、認証を取得することができます。

つまり、認証を取得するためには、各要求項目について

『→各作業の洗い出し→見直し→基準化→文書化(品質マニュアル化)→記録→教育(周知徹底)→監査(見直し)→』

といったプロセスを経ることとなり、この過程こそが品質管理やトレーサビリティーの向上、コスト削減、業務の効率化などへつながるのです。

さらに、認証取得後も定期審査が毎年行われるため、継続的な取組みを求められるのです。

Florimark Trace Certを取得した企業とは、こうした一連の作業を経たうえで、第三者機関(MPS)の定めた規格を満たした工程管理が行われている企業であることを意味します

■審査
 審査には次の3つがあります。

  • 1.認証審査(企業インタビュー、会社所在地での視察、記録と管理の詳細評価、製品の評価)
  • 2.定期審査(認証取得者の品質および製品が必要条件を引き続き満たしているかの確認。1年に最低1回行う。)
  • 3.テーマ調査(テーマを設定した調査を、定期審査の一環として行う。)

■MPS-Florimark Trade 認証の流れ
 それぞれの認証規格が要求する事項を満たすことにより、認証が得られます。

参加申込
◆ 申し込み様式に記入、MPSジャパンに送付
契約
◆ 契約後、費用の一部を支払
品質マニュアル
の作成
◆ それぞれの認証規格にもとづき、作業工程の文書化
認証審査
◆ 審査員による現地訪問
  是正事項がある場合は、3ヶ月以内に是正措置の報告
認証
◆ 認証の取得 費用の残額を支払
定期審査
◆ 審査員による現地訪問 ※毎年実施


 詳細については 資料請求・お問い合わせ よりMPSジャパンにお問い合わせ下さい。


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