
■第7回MPS参加者ネットワーク協議会が開催されました。
6月12日(金)に、法政大学新一口坂校舎にて第7回参加者ネットワーク協議会が開催され、およそ90名の方にご出席頂きました。今回は、会長(セントラル・ローズ大西隆社長)、副会長(昭和花き研究会菅家博昭会長)をはじめとするMPS参加者の皆様だけでなく、MPSを検討されている生産者の方々、市場関係者、園芸資材メーカー、メディア等、多くのオブザーバーの方にもご出席頂きました。
第7回目となる今回は、「売る!」をテーマに講演が行われました。
クリザールジャパン(株)の海下氏は「鮮度保持の基本的な事項から一貫した鮮度保証管理の重要性」についてお話し頂き、その後多摩花賣所の志村氏より「お客様に生産者の情報を伝えることの楽しさ・難しさ」についてお話し頂きました。続いて、日本農業新聞の川畑氏からは「環境のことをいかに消費者に分かりやすく伝えるかが鍵である」との提言、豊明花き(株)の福永氏からは「市場でのMPSラベルの表示状況と今後のMPS鉢花の課題」をお話し頂きました。そして、最後に岐阜大学の福井先生から「花の消費需要を高めるためには若い女性への花育が必要」「大切なのは、花を‘欲しい人に’‘欲しいものを’‘欲しい時に’売ることである」と2つのメッセージを発信して頂きました。
ご出席いただいた方からは「花が売れないことを景気のせいだけにするのではなく、出来ることをきちんとやっていかないといけないと再認識させられた」「MPSは経営の健康診断であるという表現に納得した」「MPSをどう消費者に伝えるか、さらに考えていきたい」などの声が上がっていました。
【第7回MPS参加者ネットワーク協議会】
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1. |
「切花の花持ち延長技術」 クリザールジャパン株式会社 代表取締役社長 海下展也氏 |
2. |
「小売店が取組むMPS花販売」 多摩花賣所 所長 志村三枝氏 |
3. |
「環境時代の今!」 日本農業新聞 記者 川畑悟史氏 |
4. |
「MPS鉢花の今後」 豊明花き株式会社 常務取締役 福永哲也氏 |
5. |
「生産者の淘汰の時代をどう生きるか?」 岐阜大学 福井博一教授 |
【協議会の様子】 |
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クリザールジャパン(株) 海下氏 |
多摩花賣所 志村氏 |
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日本農業新聞 川畑氏 |
豊明花き(株) 福永氏 |
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岐阜大学 福井先生 |
協議会の様子 |
→第6回MPS参加者ネットワーク協議会 開催報告