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9月27日(SDGs週間)無料オンラインセミナー開催のご案内

切り花や観葉植物などの花き製品の生産には農薬や肥料、石油や電力が使用されており、それらが人間の健康や自然環境および生態系に悪影響を与える危険性が懸念されます。また、中南米やアフリカなど輸出品目として花き製品を生産している途上国では労働者が劣悪な労働条件に置かれているとの批判もあります。このような懸念や批判への対策として、また、世界的な目標であるSDGs達成への貢献として、花き業界が抱えるさまざまな課題を解決して持続可能性を向上させる取り組みがヨーロッパを中心に世界中で行われています。

●SDGsは持続可能な、よりよい世界作りのための17の国際目標です
世界中の国々が一丸となって目標達成に取り組み、2030年までに「誰一人取り残さない」社会の実現を目指しています。SDGsの達成のため解決が必要な課題は、貧困、飢餓、差別、格差、経済成長、技術革新、生態系破壊、気候変動など、世界規模かつ深刻なものばかりです。そしてこれらの課題解決を国家や一部の大企業に任せるのではなく、すべての人々がそれぞれの立場でSDGsの達成に取り組むことが求められています。

●SDGsは花き業界にも大きな関わりがあります
花きの生産に使われる肥料や石油製品は他の食用作物や油料作物の生産にとっても必要な、生産地や埋蔵量に限りがある資源です。
植物は温室効果ガスのCO2を吸収しますが、施設園芸での成長促進や冷暖房、遠隔地への輸送ではそれ以上のCO2が排出されることもあります。また、畑に残った過剰な肥料分は分解して温室効果ガスが発生します。
農薬による生態系への悪影響にも十分配慮する必要があります。近年ではミツバチなどの訪花昆虫の減少が、野生植物の繁殖や農作物の栽培にとって大きなリスクになっています。
輸出品目として花き製品が生産されている途上国では、農場労働者の農薬による中毒や健康被害が批判されています。さらに危険な労働環境に加え、児童労働や女性に対する過剰労働の強制、生活が困窮するほどの低賃金といいた、人権上の問題も指摘されています。

●花は人々に楽しみを与え心を豊かにするものです
花き製品の価値を損なわないためには、社会や環境に責任を持って生産された製品であることが重要です。人や自然環境を犠牲にした不適切で無責任な生産は、花の産業と文化の継続や発展にとっての脅威と認識しなければなりません。
そこでMPSジャパン株式会社ではSDGs週間の9月27日に、持続可能な花き生産に関する海外および国内の動向について解説する無料セミナーを開催します。環境に配慮した花や観賞用植物に興味のある方をはじめ、どなたでも無料でご参加いただけます。

本セミナーはZOOMを利用したオンライン開催です。参加費は無料ですが、定員は100名(先着順)です。
参加申し込みは下のURLから行ってください。別途、Peatixのアカウント登録(無料)が必要です。
https://sdgs-hanasangyou-2024.peatix.com

●オンラインセミナー「花き産業のSDGs〜国内外での取り組み動向」実施概要
開催日時:2024年9月27日(金) 15:00〜16:30
開催方法:ZOOMによるオンライン開催
主催: MPSジャパン株式会社 (協力: 一般社団法人 日本フローラルマーケティング協会)
講師:彦田岳士 MPSジャパン株式会社 MPS認証コーディネーター
定員:100名(先着)

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