MPS-ABCは生産に関するデータを1年間にわたって提出することによって環境負荷の多寡を評価する認証です。
MPS-ABCに参加すると、農薬や肥料、エネルギーの使用量、水の使用状況、廃棄物の分別状況といった5つの環境負荷項目を記録・提出します。これらの使用量を削減し、より環境への負荷の少ない方法を選択することにより、認証のランクが上がっていくシステムとなっています。
MPS-ABCでは1年間を週単位で分け、4週間を1期とします。参加者は1期単位で使用した農薬等作物保護剤、肥料、電力・燃料等エネルギーの使用量、水の使用状況、廃棄物の分別状況の5つの環境負荷に関するデータをMPSジャパンに提出します。
3期連続してデータを提出するとMPS参加者認証が発行されます。参加者認証取得後からMPS-ABCに参加していることを示すロゴマークを商品に添付して出荷することができるようになります。ただし、ABCのランクはまだつきません。
ABCのランクが発行され、ランク別のロゴマークを使用できるようになるのは 初回より13期連続してデータを提出し登録された後、ABC認証発行後となります。
参加者には審査が義務付けられています。第三者からの審査を受けることによって参加者それぞれのデータの公明性が保たれます。
参加後、1年目以降からは3ヶ月に1回、認証ランクの更新が行われます。
MPSに提出し、蓄積された登録データはMPSによって年間の使用量の変動等の分析結果とともに参加者にフィードバックされます。
MPS-ABCのシステムは参加者の環境負荷項目の現状の使用状況から評価を行う、いわば相対評価です。農薬や肥料を一定の使用量以下に保つといった基準を課す絶対評価のシステムではありません。つまり、昨日よりは今日、今日よりは明日、現状に沿って環境負荷を低減していくことが可能なシステムでもあるのです。